ART SHODO AWARD -Curations- 開催決定!
ART SHODO AWORDは、昨年行われたART SHODO TOKYOに出品したアーティストの中から、7名の審査員が1名ずつ「アワード受賞者」を選び開催されるアートイベントです。
今回はアワード受賞者5名(重複のため5名に)と次点入賞作家4名、それから審査員である山本尚志(特別出品)で、6日間にわたりアワード受賞者によるミニ個展及び次点入賞者と山本尚志によるグループ展が同時開催されます。
個展の各ブースは審査員によってキュレーションがなされ、本アワードを盛り立てます。イベント最終日には、受賞式も行われる予定です。
【ART SHODO AWARD(副賞:O美術館でのミニ個展)】
※4/26-5/1の会期中展示。壁面約20メートルを1ブース。キュレーションは各審査員による
Ayako Someya
グウナカヤマ
菅原晋
ハシグチリンタロウ
渡部大語
(以上5名。50音順)
【次点入賞(副賞:O美術館でのグループ展)】
※4/26-5/1の会期中展示。壁面約4メートル
菅広
小林真由香
矢野童観
Yoko.M
(以上4名。50音順)
【開催要項】
展覧会名
ART SHODO AWARD -Curations-
会期
2019年4月26日(金)〜5月1日(水)
場所
O美術館
主催
ART SHODO TOKYO
審査委員長(敬称略):
佐藤辰美(大和プレス)
審査委員(敬称略・五十音順):
小田康平(「叢」店主)
清水穣(美術評論家)
富山剛成(ギャラリーNOW)
正木なお(Gallery NAO MASAKI)
宮津大輔(アート・コレクター/横浜美術大学教授)
山本尚志(書家)
〜ART SHODO AWARD に向けてメッセージ〜
ART SHODO AWARD(以下「ASA」)におきまして、私の不手際だと思うんですが、審査から決定まで、さらに制作までの時間がちょっとタイトすぎて、チラシが遅くなってしまいました。そして発表も遅くなってしまいました。至りませんで申し訳ございません。
しかし、5人の受賞者の方には、相当無理を言って、全て新作で出していただけることになりました。
これも、意欲的なアーティストの人たちの日ごろの努力の賜物だと思っています。ですので、当日美術館での展示は、個人的には今からすごく楽しみにしています。
審査の途中に嬉しいニュースもありました。
ハシグチリンタロウが、ルミネのアートアワードでグランプリ。
グウナカヤマとAyako Someyaが、美術雑誌「アートコレクターズ」に掲載と、
書道がグイグイと現代アートの現場に足を伸ばし始めているんですね。イヤーこれは、ちょっと前までは全く考えもつきませんでした。
不思議なもんで、信じて前進する人たちには必ず何かチャンスが訪れるんだなと。
最近、努力は人を裏切らないとか、努力は必ずしも成果に結びつかないとか、いろんなことをいろんな人が言ってますけれど、
私が今現実に見ている現代アート書道の世界では、こんなにも頑張って成功する人が出てきてるんです。これが現実です。
でも、アーティストとしての生活をおろそかにしていたりとか、ちょっと気が緩んでる人には、何もなかったりするんです。それもまた、現実でしょう。
残りのアワード受賞者である渡部大語、菅原晋の両名についても、審査委員長の佐藤辰美の太鼓判が押されており、私も当日期待に胸膨らませています。
どんな展示になるのか、どんな迫力で美術館を占有してくれるのか。
ささやかながら私も壁面の片隅を、4名の次点入賞者とともに飾らせていただきますが、自分がどこまで圧倒されるのか、これも楽しみにしています。
日本中の書道を愛してやまない皆さん。
4月26日からの6日間、5月1日最終日まで、現代アートとしての書道の行く末を占う本展に、なにとぞ足をお運び下さいませ。
世界のアートシーンに、日本の書道が躍り出るその日まで、私たちは歩を緩めるつもりはありません。
山本尚志(ART SHODO AWARD 審査員、事務局)
0コメント